つれづれ日記。

だれもがしらない
つちのなか
まいにちまいにち
こつこつと

いつのひも
どんなときも
みんなのためにと
はたらいた


あめがふる　そのひまで。


かねてより
ゆめにいだいた
ちじょうへ
こころうきたち
たびにでた

はじめてふれるうれしさに
もどることすらどこへやら
ひがてりかわきひからびた


ばかちんたんというしかない。
いっしょけんめいいきすぎて
つかのまのゆめにおどらされ
いのちおとしてしまったこと。


やくめをはたす　けんめいなる　おもい
ゆめをもすてず　いきどおした　こころ
そわぬことがら　あきらめずに　いきた


なにものにもまさるものなき　つよきもの。

ざわめく年の瀬
新年を迎える準備に
朝早くから
老若問わず
誰もがいそしむその姿

この年のさまざまな出来事と
次の年へのささやかな希望が
集まる人の数分詰まっている

あふれてやまない想いの渦に
街も
市場も
景色までもが
巻き込み巻き込まれ
渦の勢いを増していく

そう、全てが、たった一つの願いの元に。
「さちあれ」

多彩に染められた
一日がつもり募り
一年は構成されている
しごく当たり前の事実

一年という単位は同じでも
成分が重なることは、無い
どれもが等しく大事な一日
だからこそ。

「さちあれ」